前回、「幼児・小学生のプログラミング学習① 無料プログラムを大活用」という記事を書きました。
その続きです。
プログラミング学習の一環として、小学2年生の息子にレゴブースト(LEGO Boost)のクリスマスプレゼントが届きました。冬休み毎日はまったレゴブーストについてまとめます。
レゴブースト楽しい!!
幼児・小学生がレゴ ブーストを楽しむために必要な力
幼児・小学生がレゴ ブーストを楽しむために必要な力は2つあります。
Scratch Jr(スクラッチジュニア)
無料でできる子供用のプログラミング言語スクラッチは、世界中の学校で使用されています。
ただ、スクラッチはマウスとキーボード操作を基本としていて、小学校低学年にはキーボードのハードルが高いです。そこで、登場するのがタブレットでできるスクラッチジュニア。
レゴブーストの専用アプリでは、スクラッチジュニアをレゴブースト用に拡張したプログラミング言語で、ロボットを動かすプログラミングをします。
まずは、無料で始められるスクラッチジュニアでレゴブーストを楽しめる下地を作るといいと思います。
うちでは、レゴブーストを導入する1年前の小学校1年生の時にスクラッチジュニアを親と一緒に始めました。
親がはじめかなり教えた結果、息子が自分一人で勝手に作ったプログラムはこちら。左上の矢印をタッチすることでキャラクターを上下に動かすゲームで、槍に当たるとゲームオーバーです。
レゴブースト使ってプログラミング教育をしたいと言うことであれば、スクラッチジュニアをある程度理解してから買い与えないと、おそらくただタブレットの指示の通りにレゴブロックを作るだけで、希望はかないません。
無料ではじめられるので、まずは親とスクラッチジュニアをやってみることをお勧めします。
ただ、この場合親がプログラミングを知っている、もしくは親が子供とプログラミングを勉強する必要があります。効率的、体系的に進めるたいときはプログラミング講座を活用するといいと思います。
プログラミング教室は月に2−3回のところが多く、親も何をやっているのかわからないのが難点だと思いますので私はあまりお勧めしません。
親もプログラミングを学ぶ腹をくくってください。
レゴ ブースト 楽しい!!
さて、レゴ ブーストやってみてですが、実際に親も子供も時間を忘れて楽しめます。2万円の価値は確実にありそうです。
専用アプリがあって、アプリの指示にしたがってレゴブロックを作って、指示通りにプログラミングすることでロボットが動きます。
子供が大好きな「ロケット発射」(的当てゲーム)であったり、すごくよく考えられていて、冬休みに毎日2−3時間遊びました。
全部でロボット、猫、ギター、トラック、基地の5種類を作ることができて、1種類を遊び切るのには3−4時間がかかります。
ギターはセンサーを使って距離を読み取り、違う音がタブレットから出ます。
これもとても楽しくて子供たちは夢中です。
もちろん5種類だけではなく、オリジナルのロボット、そしてオリジナルのスクラッチとの連携もできます。この辺はみおろぼさんのサイトに詳しく記載されていますのでご参照ください。
プログラミング教育のサポートを受ける。
このようにめちゃくちゃ楽しいレゴブーストですが、これを使ってプログラミング教育をしたいと言うことであれば、スクラッチジュニアをある程度理解してから買い与えないと、ただのおもちゃになる可能性があります。
プログラミングを体系的に学ぶには全体像を把握する必要があります。
どんなことを学ぶのか、一度確認の意味で通信教育Z会のプログラミング講座の資料を一度取り寄せてみるとよいです。(うちもチェックしました。)
その上で、まずは無料で始められるスクラッチジュニアを親子で試してみてはいかがでしょうか?
ただ、やってみると、忙しくて一緒に続けられない、プログラミングなんて全くわからないと言う方も多いかと思います。
その場合は、お金を払ってサポートして貰えばいいと思います。
通いのプログラミング教室もありますが、月に2−3回と数が少ないので私はオススメしません。
おすすめのタブレット
レゴブーストを使用するには、電池(単4×6本)とタブレットを別途購入する必要があります。
レゴブーストに使うタブレット端末はiPadをおすすめします。なかでも、iPadの中で一番価格が安く、プログラミング学習にも、大人のエンタメにも使用できるのはiPad (10.2インチ)がおすすめです。